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静脈性のEDには処方薬よりも手術が重要な理由

2019年11月29日

ED(勃起障害)には、動脈性と静脈性の2つのタイプがあります。
前者はいわゆる血行障害が原因で起こるEDです。
動脈硬化、高脂血症、冷え、喫煙、など血液の循環を悪くさせてしまう要因によって起こります。
ペニスへの血液供給量が減ることでEDになります。

後者の静脈性は、ペニスへの血液供給は正常だけれども、それをとどめておけないために海綿体が膨張しない事が問題になります。
もともと機能が低かったり、といった血管の構造が原因です。

動脈性はED治療の処方薬を飲めば改善する可能性が高いですが、静脈性は処方薬の力で治る見込みはありません。
なぜなら、ED治療薬は血行を促す事が目的の薬だからです。
性機能の異常を全て解消してくれるのではなく、血行障害によってペニスに十分血液が行かない状態を改善させる働きがメインです。

静脈性の治療は、薬よりも手術が重要です。
手術では、ペニスから体に戻ってしまう血液の量を減らすのを目的に行います。
血液が流れる量を減らすには、毛細血管を狭くさせるか、閉じてしまえば良いという事になります。
毛細血管は一本だけではなく多数あるので、一つ閉じてしまったとしても体への影響は考えにくいです。

外科で行われる手術では、血管を縛ったり、血管に詰め物をする、などして人工的に血液の流れを少なくさせます。
血行障害状態をあえて作り出すような処置です。

EDの治療方法は色々登場しています。
今までは薬物治療が一般的でしたが、注目されているものでは、DNAを使った遺伝子導入治療というのもあります。
これはまだ確立していませんが、男性11人を対象にした治験や猿を使った実験では、性欲の機能を回復できる効果がある事が報告されています。